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越えざるは紅い花
実は……購入予定にない作品でございました^^; Operetta様の作品は全年齢版をこれまでに購入させていただいておりまして、そのどちらもが非常に私の嗜好にはピッタリ(≧ω≦)vv ですが……全年齢版のシナリオを見ます限り、その中に織り込まれている艶表現だけが、どうにも合わなくて……「18禁はなぁ(;´Д`)」と思っていたのですよ。 ですが、「面白いですよー^^」と声を掛けていただいたことも有り、巷でも評判もすこぶる良いように思えましたので、思い切って購入! そうしましたらばーー、 ヒロインをはじめとした全てのキャラクターたちに夢中になってしまい、プレイ時間があっという間でした! ただ、私個人の感想としましては本番行為そのものよりも、そこに行きつくまでの過程。 ヒロインもまだ自身の気持ちに気付いていなく、攻略キャラクターたちも自分の想いを素直に伝えられないという煮え切らない状況下での、いわゆる未遂行為や身体を重ね合わせたいという衝動の方がドキドキが止まらなかったです(〃ノωノ) 本番になってしまいますと……アダルト描写として受け取れる高揚感をあまり感じられなかったので^^; ですが、両人がようやく想いを遂げられた(T-T)!! という感動は大きかったです。 また、本作品の題材も素晴らしいと思います! ヒロイン・ナァラは小国ながらも一国の姫、そして将来、妃の座を約束された【乙女ゲーム】としては美味しい。けれど、王道的な立ち位置にいます。 ですが、その人生は幸せに満ちているかと思われた序章から波乱の気配を感じさせ、読み進めていく度に彼女を取り巻く環境は加速して降下していくのでした。 でも、だからこそ。 ナァラの毅然とした態度。己を律する規範性。そして、国への深い愛。「彼」に対する誠実な慕情。 ----を強く感じることができるんです。 ヒロインの思考に説得力があるから、彼女を手離せない程に愛してしまう男性たちの恋情も心から納得できる。 ナァラの恋する相手を一国の重鎮らにした場合は、国政を含めた重厚なシナリオを展開を楽しめ。 一転して重要な役職には就いているものの、一国を担う程ではない立場にあるキャラクターに恋をした場合は、ナァラの奮闘をいつでも温かく支えようとする彼の腕(かいな)に包まれていることを実感し……。 あぁぁ、本当に全てのキャラクターたちがヒロインへの愛情に溢れていて堪りませんでした(*´-`*)vvvv 重みのあるシナリオに拍車をかけてドラマ性を増し、先を先をと読み進めてしまうのは、彼ら攻略キャラクターたちの深い愛情が心底優しいものであったからだと信じて疑いません。 Operettaさんの作品は好きだけど18禁シナリオであるからこそ、生臭い描写だらけになっていそうでダメそう(>_<)と、当て推量で忌避しようとしていた自分が勿体ない!! 逆にこのような女性を優しく思い遣ってくれる男性ばかりが溢れているストーリーを考案してくださったOperettaさんには、深く感謝申し上げたいくらいですもの。 ですから、先程の私の艶シーンへの感想も踏まえまして本作品は、 温かな愛情ばかりで成り立っている物語です。 艶然とした行為そのものを目的とするのではなく、大人の女性と男性が織り成すひとつの昇華的行為としてそれららを眺め、二人の行く末を祝福するのがとっても幸せですよ〜(*^-^*)vv と、声高らかにお勧めしたい恋愛譚でございました(≧ω≦)! それでは、そのヒロインを取り巻く素敵な殿方衆語りに参りましょうか^^ (「越えざるは紅い花」のアイコンに使用されている画像の著作権は、株式会社IGNOTE様に帰属します。また、cv. の敬称は略して記載させていただいておりますm(_ _)m)
トーヤは、王道キャラにして私の最愛キャラでございますvv 愛してます(≧ω≦)!! もうですね、序章の【選ぶ者】からヤバイと思ったんだ。 だって、一国の王様が口うるさい宰相から逃れるために、「女装」とか有り得ないでしょう! しかも、ナァラに見咎められると、 「な!? なぜ俺の完璧な変装がバレたのだ!?」 だなんて、そのお約束な返答こそ完璧すぎるしッ(≧ω≦)vv あぁもう、私の琴線に触れまくって仕方のない男性との出会いでございました(笑) そこから先のトーヤだって、ただもう眩しくて//// トーヤの全てが好きでした(*^-^*) 朗々と闊達に笑う笑い声が好き。 きらきらと目を輝かせて、日常に冒険を見つけられる少年めいたところが好き。 その反面、国や女性たちのために、きりりと唇を引き締め前進しようとする責任感の強さが好き。 でも、一人で何もかももを背負いすぎて立ち上がれなくなってしまう弱さも。 愛した女性に焦がれすぎて、彼だけが持っている魅力に気づけないでいるところも。 「トーヤ」という男性像を掘り下げていくシナリオに、どれだけ惹き寄せられて止まなかったことか! あぁ、エンディングに到達するまで本当に幸福感を感じてばかりでございました(*´-`*)vv シナリオを思い返すと、結婚初夜に「あ、あーん」とナァラに言わせしめた展開や(笑)、ツェグ川で出会った花の精の存在を知る品。 それに気づき高揚するナァラとは反対に、浮かない表情を浮かべるトーヤ。 一室に二人きりでいてナァラに触れる指先が熱を持ち、「っ!? そういえば緑の粉はどこにやったか」と急ぎ離れる身体。 そして、暗い牢も。血に濡れた切っ先も。 全ては咲き乱れる名もなき紅い花に向かって集約をし---- 嗚呼、それなのに! 私のプレイが下手だったんです。 あんなに孤独を嫌うトーヤを何度も何度も、月光射す窓辺に立たせてしまいました。 その度に彼に捕まり、迎えなければいけない終焉……(T-T) かなり序盤からやり直して、最上エンドを迎えられた時はもの凄く嬉しかったです! 文字通り、紅い花たちを越えることが出来て、トーヤの腕の中に幸福感だけを抱いて飛び込むことが出来て。 幸せでした〜(⊃Д⊂)vvvv 正直、トーヤの核となるシナリオはOperettaさんのこれまでの作品を堪能していると、嗚呼、と得心できる事柄ですので、個人的にはそこまでの衝撃はなかったのですけれど。 それでも、Operettaさんだからこそ描くことの出来るシナリオだとも感じております! ネタバレになりますので隠し文字で打ち込みますが、「もう一つの命」のことを思うと、それが失われなければいけなかったことに胸が痛むのもまた確かです。 でも……、そうですね。 やはり、「ゲーム」なのですから素直にトーヤというキャラクターに出会えたこと。 彼が「傀儡」として意に添わぬ女性を抱くことの虚しさしか知ることのできなかった半生に終わりを告げ、他の誰でもない自分だけを愛してくれて、温もりを分け与えてくれるナァラという半身に巡り会えたことが、幸福で堪らなかったシナリオでございました(*^-^*)!
何分……初手攻略をしましたのがスレンでしたので、最初はその猛々しいばかりの愛情表現に辟易してしまいました。 でもですね、後からノールルートをプレイした時に、 「嗚呼、スレンは心からナァラを欲していてくれたのだなぁ(*´-`*)」と! しみじみ思いました〜!! だって、「文鎮」とか有り得ないから、ノールぅぅッ(;´Д`) (笑) とまぁ……ナァラの破瓜に関しては、「うぅ、痛そう(T-T)」と思ったものの、スレンと一緒に生活をしていると結婚をする以前から【妻】となる存在を大切にしたいと思っていたことが節々に見えることには大いに感動してしまいました。 ナァラが住まう部屋なんかその顕著たる証拠ですよね。 家具も調度品も女性が過ごしやすいように出来ている。 この世界でも外に赴くのが主となる男性とは違って、女性は内なる仕事を任されることが多いのでしょう。 ですから自身が過ごしやすい部屋が専用にあるというのは、男性の理解あってのもの。 他家に嫁ぐだけでも家々によって慣習は違うものなのに、ナァラは外つ国(とつくに)に嫁している。 そこでこのような環境を与えられたのですから、良き夫に巡り会えたのだな……と後になればなるほど、思い至りました。 あぁぁ、言葉や態度は細やかな気質ではありませんし粗野なのですけれどね、本当に深くナァラだけを愛しているのだと思わずにはいられないです。 共に猛禽類に対峙した場面では、颯爽と現れるナァラがどれ程眩しくスレンの目には映ったのでしょうか。 そして、彼が倒れ伏した夜に知る、籠の中に入った果実の意味----。 本ッッ当に素晴らしいシナリオ運びですよね〜〜(≧ω≦)! スレンのルートでもナランのルートでも、片方が必ず……。という結果になってしまうのが悲しいのですけれど、それは、お互いがお互いを深く信頼していて、ナァラのことも深く愛しているからこその決着のつけ方だったのかな(T-T)とは思います。 例えば、ルジのように逃亡するエンドがあったとしたら、どうだったのでしょう。 やはり、ルスからナスラに連れて来られたナァラが、「ナスラ」という地に根を下ろして、そこで逃げもせず堂々と愛した人と生きていくから。 スレンとナランの愛情をしっかり感じることが出来たのじゃないかな、とも思うのです(*´-`*) ナァラがルス国の女王として君臨した後のBADエンドでも、スレンの揺るぎない愛情を見ることができて感動しました。 続いて見たHAPPYエンドでも、愛した女性のためならばその手を離すこともできるスレンの情愛の深さをひしと感じることも出来ました。 彼と共に生きていくためにはナァラ自身も毅然と立っている必要があるけれど、その分、半身としての結びつきは密たるものがあるのだろうな、と惚れ惚れしてしまうルートでございました(*^-^*)
えっと……スレン語りでもチラリと触れてしまいましたが、やっぱりノールと言えば【文鎮】ですよね(≧ω≦)! しかも、シナリオがある程度進むと判るのですが----。 「金」「銀」「銅」の三種類を揃えているとはさすがです! あそこの場面で正直に答えたら、全種挿れてくれる、とかいう素敵オプションはなかったのかしら(笑) (なんてね〜(*´艸`)vv) とまぁ、きちんとツッコミ要素も兼ね備えているオールマイティな御仁ですが(笑)、シナリオ自体は。 個人的に最愛キャラのトーヤよりも誰よりも萌え要素が多い人なのじゃないかな、と思っております。 トーヤの場合は個人的な部分が不透明なまま残されている感じがしますし。 愚直なまでの誠実さ、で言えばスレンの上を行くことはないでしょうけれど、スレンの場合……。 どうしても避けて通ることの出来ない永訣の場面がありますからね;; あぁぁ。 柳眉をすっとひそめて。もしくは、冷徹に見下されながら つぶさに観察されているようでいて。 その実、ナァラの吐く息までも自身のものにしてしまいたい、と深く静かに思い定めてしまっている。 物言わないまでもノールから伝わる愛情が----、それはもう心地良かったのです//// 堪らないわ〜、ノール〜〜〜〜ッッ(ノ≧∇)ノシvvvv あの時の「仮面」の男がノールだとか。 「仕事中ですから、女の裸体に現を抜かしている暇はありません」とか言いながら、着替え中のナァラの全身を隈なく【がっつり】見ているだとか。 これでときめかずに、何処でときめけと言うのか(≧ω≦)!? というくらい、悶えてしまいましたぁぁvvvv それでも、ナァラに一線を引いているかのようにも見えるノールも、あの。 彼女の短くなった髪を見て打ち震え。 ますます、その真情の色合いを濃くしたと窺える場面が大好きでしたもの(≧ω≦)! さすがに同じ女性として、あまりに選民意識のあるミネ夫人は好きにはなれませんでしたけれど、天真爛漫を装って無理難題を言う人がいてこその場面ですものね。 仕方ないのだと思います(*´-`*) あのシーンのナァラは綺麗で格好良かった!! 出来ればトーヤファンの私としては散々、髪の毛論議をしていた彼とこそ、そのような場面を入れて欲しかったけど、その「弟子」よりもずっと頑なな師匠・ノールにこそ相応しい因子だったのでしょうね^^ (因みに。 「選民意識」と感じたのは、女性の美の象徴でもある髪の毛を、何の衒いもなく「欲しい」と彼女が言ったことが理由です。だって少なくとも、同じ身分階級だと思っている女性にそのようなことを欲しませんよね。 ですから、「欲しい、と言える」→相手に自分の意見を通すことが出来ると見越している、無意識からの発言。と思ったのです。 あぁ、シナリオ上とは言え、ミネ夫人はやっぱり苦手〜(;´Д`)) 更にそこから先。 ノールにはもうナァラしか見えていないのだと、どんどん伝わるシナリオが続くのですが、あぁぁ//// いわゆる「未遂行為」をしている最中に、大好きなセリフがあるんです(≧ω≦)! ノールにはノールの思惑があって、ナァラを夜毎欲するものの彼女の身体は清いままでした。 ナァラも、自身の想いが不透明なため、唇を噛みしめがら焦れる身体を持て余しているのですが、その熱を昇華したくともしきれないでいる彼女を見て、 「早く堕ちてしまいなさい。そうすれば、 ぐずぐずに溶けるほど、可愛がってあげますよ……」 と、口にするノールに、もう〜〜〜〜ッッ8(≧△≦)8)))) 堪らないっ。堪らないわよ、ノール! しかも、「ノール」というキャラクターのみならず、紫原氏のお声が……。 キャ〜〜〜〜ッッ(ノ≧∇)ノシvvvv 嗚呼、ここだけで発狂できる、私! って強く思いました(笑) そして話は進み、ノールもナァラもようやく素直になることが出来た幸せな結末では、愛情を以って生涯をかけた賭けを見られるのも素敵^^ それがノールらしくもあり、でも胸いっぱいに広がる幸福感は言いようのないものもあって、大好きなエンディングでした。 …………。 これまでは深く水面を揺らしているだけだった静謐な蒼き湖に、陽の光が射し込むとこんなにも受け取る温かさが違うものなんだな、と感嘆せずにはいられない、綺麗な終わり方だったと思っております(*^-^*)
なんだか……本タイトル直前に仕上げたレビューでも同じようなことを書いた記憶があるのですが……(笑) ルジを初めて見たときから。 もしくは、ルジルートに乗ってからも。 彼の優しさを信じることが出来ませんでした(>_<)! うわぁぁ、勿体ない!! 本当に勿体ない!って思っています。 だって、「ルジ」ですよ? あの優しくてたおやかな笑顔を絶やさないルジですよ〜(>_<)! いつもだったら、大好きすぎる設定に身悶えしながら突進していたはず。 それなのに、あぁぁ(T-T) …………。 えぇとですね、こうなってしまったのには理由がありまして。 私、ゲームプレイ前に公式サイト様で各キャラクターのフラッシュノベルを読んでしまったのです。 そこで大半は、と言いますかルジ以外は悶えに悶えて拝読していて各キャラクターへの期待がうなぎ上りになったのですけれど、ルジは……。 内容のネタバレになりますので隠し文字で失礼いたしますが、「「優しい」と君が思っているのなら、それは少し違うんだ。本当の俺は独占欲が強くて欲しいと思ったものは、どれだけ時間がかかっても手に入れる。だから君のこともきっと----」という内容だったのです。 この内容が頭にあったため、ルジを含めた友人たちとの楽しい語らいの場面でさえ……気が張ってしまって素直に楽しむことが出来ず。 あ"〜〜〜ッッ。私ったら、本当になんて勿体ないことをしていたの〜〜〜(;´Д`)!! と頭を掻きむしりたかったですよぅッ。 ようやく、私がルジの想いはそのまま受け止めても良いんだ。大丈夫なんだ。と得心致しました時には、すでにシナリオは佳境も越えてしまっていて。 にこやかな笑顔と共にトーヤからの免罪符を受け取ってしまいました! 「そういえばお前達に、頼みたい仕事があったんだ」 「ああ、だけど急がなくてもいいぞ。十年、二十年……五十年かかってもいい」 って、トーヤが言ってくれるんです。 これには凄く揺れ動きました。 元々、トーヤが最愛キャラになりそうで、ルジの真情を信じられなくてぐるぐるしている折だったので、ここでぐわぁっと感動して同時に開眼した感覚だったのです。 はぁぁぁ、本当に勿体ないことをしました〜(T-T) その分、迎えたBADエンドは私にとっては納得の内容で、HAPPYエンドは幸福感が身体の内側からじわじわ押し寄せてくるほどの威力でしたけれど(*^-^*)vv 嗚呼、でもそれでも! と、心底残念に思えてなりません。 ルジはもともとが、私の嗜好ど真ん中な性格設定だっただけに、先入観を持ってプレイしてしまったのがい非常に心残りとなっているプレイとなりました。 発売前……。いいえ、自分が実際にプレイする前に安易に提示されているキャラクターものに突進してはいけないのだな、という良い教訓になったと思っております。 あんなに素敵な男性だったのに(>_<)!! あぁぁぁ、とほほぅ(;´Д`)
私の場合、紀之さんの大ファンという底上げもあったかとは思いますが、ルートプレイをしていて、 ナランの優しい愛情表現が大好きでした(*^-^*) ナランの上司にあたるスレンルートでもナランとの密な関係性を見ることが出来るのですが、正直なところを申せば、艶表現で見るのであれば断然そちらの方が積極的だったと思います。 スレン不在の夜毎にナァラの寝所に赴いて……ですもの//// でも、スレンルートでも本人のナランルートでも共通しているように思えたのが、ナランのナァラに対する真っ直ぐな愛情表現は【スレン】という存在があってこそ、ということ。 ナランが どんなにナァラに強く懸想していたとしても。 どれ程、強くナァラに触れたいと思っていたとしても。 毎夜聞こえてくる夫婦の営みに歯噛みをしていたとしても---- 「スレン」という自分の意思を強く持ち、しっかりと地に足を付け他を率いる統率力に溢れた存在に順じてのものだと思うのです。 だって、ナランはスレンのことを深く慕ってはいますけど、反面、スレンの強さに甘えてしまっていますよね。 「兄さんには適わない」「兄さんのやることに従う」「兄さんを目標にしている」 だからこその後戻りのできない……決別だったのかな、と思いました。 スレンという後ろ盾をなくして、「追いつきたい」のではなく「自分自身が凛とし生きる」ナランになって初めて、彼本人に愛されていると感じましたもの(*´-`*) それにしたって、ナランのあの異常なまでの我慢強さは凄まじかったな〜、と思いますけどね(笑) だって(以下、反転にて失礼)、「7年間。7年間の間で、艶めいた行為ってあのナァラが酩酊してしまったお風呂場」でのシーンだけなんですよね!? そんなに深く想っていてくれるのなら、もっと手を出しても良いと思うの。えぇ、じゃんじゃん出してしまおうよ、ナラン〜〜(≧ω≦)!! と絶叫しましたから^^; でも、そんなことを言っても、この7年間の軌跡も大好きなんです(*^-^*) ナランは若いながらも、まずはスレンに並ぶために日々の努力を怠らず、ナァラは目に見える派手な事はしないけれど、ルス国とナスラ国の人々のために尽力している。 目に見える精進と隠れた善行。 この二つがあるから、ナランは軍部の中でも信頼を勝ち取ることが出来たんだ。 ナランだけの結果ではなく、ナァラの「妻」としての人柄も一役も二役も買っていて----、夫婦で掴み取った未来なんだなぁ、って感動してしまったんです(T-T)vv また、この後の深く結ばれる二人の姿がしっかりと地に根を下ろした幸せを描いてくれるであろうことも大好きでした! 国王であるトーヤ、宰相であるノールみたいに根本から正すことは出来なくても、ナァラとナランの愛の結晶はやがて実を結び、両国を支えていく礎の一つとなる。 それはきっと深く深く浸み渡っていくんだよね。 と、二人の身の丈に合った、そして、二人が誓い合った方法での未来が明るく約束されていて。 はぁぁぁ。これまた感動してしまったんですよねぇ(*´-`*)vvvv ナランの愛情も揺るぎないものですし、ナァラだってずっと前から彼しか見えていない。 そんな二人だからこそ成し得るこれからの布石に。 温かなものを感じて幸福感で胸がいっぱいになってしまったナランルートでございました(*^-^*)!!
セフ〜〜〜(≧ω≦)! 大好き〜〜〜vvvv 最初、セフの外見を見た時に「あっ、これヤバイから(;゚д゚)!」って思ったんですよねぇ。 だって、すっごい好みなんですもの(笑) 髪なんかボサボサで顎には当然のように無精ひげ。 でも、笑う目元が凄く優しいとか。 あぁぁ、もうど真ん中すぎて嬉々としてセフルートに乗ってしまった私がいました(笑) シナリオの流れだって、ノールの見せる仄かな嫉妬も、ノールの妻としてナァラに接するしかないセフの感じる苛立ちも。本当に楽しかったです! 王道で言ったら断然、正妻として娶ってくれたノール側に軍配が上がるのでしょうけれど、そこを押してセフルートを作ってくださったOperettaさんには感謝の気持ちでいっぱい(T-T)vvvv 国の行く末も、自分自身の未来をも憂うばかりで自堕落を装い前に進めずにいたセフが一度心を決めてしまうと、そこから先にはナァラを支えることのできる逞しい腕と。 やっぱりどこまでも柔らかな笑顔に溢れていて----。 はぅあぁぁぁ//// こういう男の人、大好きなんだってばッ。堪らないんだってば〜〜ッッ(ノ≧∇)ノシvvvv と、身悶えしてばかりのルートプレイでございました(笑) しかも、BADエンドでだってセフの魅力は凄まじくて! あと一歩。もう一歩でナァラの願った道筋に光が、という矢先に倒れ伏してしまうセフの身体。 どんどん力の抜けていく自分の手を握り泣き叫ぶ彼女に向けて、 「俺のかわいい、奥さん……。 たくさん苦しんで、泣くといい……。 あとで全部、慰めてあげるから……」 「……月で、待ってる……」 と目を瞑るセフにっ。 「止めてよ〜〜! そんな最後まで優しいことを言わないでよ〜〜!!」と滂沱の涙が、もう(T-T)!! 18禁乙女で泣くとか……有り得ないよ、私! イイ歳なのに〜(>_<) と自分を残念に思いながらも、私の中でセフの株は上がりまくりでした。 もちろん、HAPPYエンドも大好き(*^-^*)! あそこで、「苦しいけれど、手放す」という選択をしてくれるセフと、そんな優しさが堪らなく愛しいけれど、もっともっと……。と、獣のようにセフを組み敷いて貪(むさぼ)ってしまうナァラ嬢が素敵でしたもの//// まぁ、最後には結局、セフに美味しくいただかれてしまうんですけどね(笑) 本当。どこまでも深くナァラを愛してくれるセフが大好きでした〜〜(*^-^*)!!
サブキャラクター! 大好きで仕方のないキャラクターです(*´-`*)!! ウルとの結末はあのような形でしかなかったのかな。 もっと……ウルが伸ばしてくれた今は繊細なだけのその指先を、そっと包み込めるような展望がある形には成り得なかったのかしら。 と。願わないのでもないのですが----、あのようなラストだったからこそ綺麗なものとして心に残っているのかもしれません。 ナァラの専属従僕としてあてがわれたウルは、まだ年端のいかない少年です。 それは思わず見惚れてしまうくらいのあどけない、零れるような容姿で最初は美少女と見間違えた程。 その気質も真っ直ぐで優しく、いついかなる時もナァラの幸福を考えていてくれるのですから、あぁぁ、シナリオ中にウルがその姿を見せてくれるだけで本当に嬉しく思いましたvvvv ノベル形式の乙女は、なるべく全選択肢を選んで未読文章がないように楽しもう、と思っている私なのに、どうしてもウルに冷たくする選択肢を選べなかったくらいですから(笑) そんなウルシナリオで感動してしまったのは、やはりあの場面ですね! 夜、寝所に様子を見に来てくれたウル本人の様子がおかしいと気づいたナァラに、彼が告白をするシーンです。 それは伝えてはならない想いだったから、彼女の両耳を塞いでのものでした。 声は、何一つ聞こえない。 ただ私に向けて、ひとつひとつ---- ウルらしく、丁寧に、話しかけていることだけは分かる。 震えながら伸びてきた手が、私の耳を押さえる手に重ねられる。 近づいた唇は、繰り返し繰り返し、同じ言葉を紡いでいるようだった。 って、ウル〜〜〜〜(T-T)vvvv ここの場面が本当に大好きでした!! 初めて「女性」として愛しいと思った存在が、国一番の気高い存在で。 でも、妃といった身分からだけではなくても、敬愛する王から奪おうとまでは思えないウルが取った行動が、自身の想いを覆い隠すことだったんですよね。 どんなに深くて苦しい愛情なのか……彼を思うと涙が出てしまいます(T-T) 更には、隠し通路へ進む際のセリフも! 故あって戦場に赴かねばならないナァラの背中をウルが後押しをしてくれる場面でした。 「……うん、必ず戻る」 「はい」 「預かったもの(ウルの心)を、ウルに返さなくてはいけないものね」 「その必要はありません。 ……もとより、貴女様のものですから」 〜〜〜〜ッッ(T-T)vvvv 泣きました! 私ったら、ここの場面で号泣かましてしまいましたよ〜〜(⊃Д⊂)! だって、ウルの存在が温かくて。でも、健気で哀しくて。 ぶわっと、「嗚呼、幸せになって欲しいのに!」と込み上げてきてしまったんです。 ……イイ歳をしてお恥ずかしいですね^^; この先、本タイトルにFD(ファンディスク)が追随するかは分かりませんが、もし世に出るのなら。 ナァラがウルに包まれるもう一つの結末も見てみたいものです。 えぇ、本当に心から。 ---- これはこれで完成された愛の形なのだよね。と思いつつ、いつかウルの幸せが叶うことも同時に願ってしまうエンディングでもありました(*´-`*)
ウルと同列。身体的繋がりというシーンがない二人目のサブキャラクターです^^ 正直、エスタはウルとは違いれっきとした成人男性ですからね。アダルトなシーンも堪能したかった!とは思うのですが、ストーリー的には綺麗な余韻で終わることができて素晴らしいとも思っております(*^-^*) エスタはサブキャラクターという立ち位置上、その本心をなかなか掴むことが出来ません。 彼がナァラのことを心底大切に思っていたことが分かるのは、本筋ノールシナリオの終盤からなので、エスタに心惹かれている方々は最初に公式サイト様に有ります、フラッシュノベルをお読みになってからのプレイをお勧め致します! (サイト様へのリンクは拙「紹介」ページに繋いでありますm(_ _)m) ノベルを読むことは私にとって一長一短の結果となりましたが、エスタはそれが効果のほどを発揮してプレイをより楽しむことができました〜^^ 先程も述べましたが、本編ではエスタルートに乗るまでエスタは、ほぼ【登場するだけ】なんです。 彼の好感度を上げられる選択肢も出てきますが、それでも「ノールの専属従者」という立場を崩しませんので、ノベルを読んでいて彼のナァラに対する真情を知っていますと……。 「嗚呼、ここでのセリフで彼はこんな風に揺れ動いていたんだ!」とか、「こんな風に見つめてくれていたんだ」とか! 脳内補完で悶えられること、この上ありませんから〜〜8(≧△≦)8)))) ですから、ノールルート内BAD経由でエスタルートが解放された時には、「キャアァァァ(ノ≧∇)ノシvvvv」と狂喜乱舞したものです! 彼の隠れ家での隠遁生活は、それまでの時間の流れが一変し、とても穏やかで……。 エスタの指がナァラを補助するために優しく動くたび、「はぁぁぁ(*´Д`)」と感嘆のために力が抜けてしまいましたもの//// 煩悩だらけの私としては、「あぁぁ、そこからもっと(≧ω≦)!」と思わないでもなかったのですが(笑)、これまでのいびつな生活から抜けての手にした凪いだ時間でもあり。 ナァラがエスタに篤い信を置くための必要な時間もありますので、やはり、触れたいという気持ちよりも大切にしたい想いが強い、という彼の一日一日の積み重ねが大切なのだよね、と思い返してしまいます(*^-^*) それに、その上で見ることのできるエンディングがやはり最高ですものね! 全てがノールに支配されていたナァラがようやく五感を解き放って、これまで自分を支えてくれていた「彼」の正体を識る。 そして、愛情を以って寄り添っていこうと決意するのですから、「うぅぅ、良かったねエスト(T-T)!」と感極まってしまいました〜〜(⊃Д⊂)vvvv エスタルートは。 これまで唯の木偶のようにして生きてきた彼が、自分というものを自覚するようになって、自身の考えで最愛の女性との時間を共有していく、という流れが本当に嬉しいルートで! エスタ自身が幸せになれることが何よりですものね^^ エンディング後の二人のこれからが愛情に溢れたものであると、信じて疑わない素敵なシナリオでございました(*^-^*) 以上、更新までにかかった日数の割には、あっさり風味のキャラクター語りは終了でございます(´人`) いや本当に申し訳ない〜〜(;´Д`) 最初はドロドロし過ぎていそうで抵抗のあった本作品なのですが、Operettaさんのヒロイン設定の気持ち良さ。 彼女を取り巻く男性たちの愛情深さには、やはりただ感謝するばかりでございます。 気が付けば、幸福感だけを持って各ルートに前のめりで突進しておりましたから(〃ノωノ)vv こんなにも優しい作品を創りだすことが出来るOperettaさんも。 ダーク要素も織り交ぜたシナリオ展開を見せて下さるOperettaさんも、どちらも「好きだ(*^-^*)!」としみじみ感じておりますので、早くも次回作を楽しみにお待ちしておりますvvvv なんて(笑) (希望としては、次は全年齢版をまた楽しみたい気分(*´艸`)♪) ただ……、ゲームコンテンツ内に気軽に聴けるサウンド集を入れて欲しいな、とも思っておりました。 確か、『Noise』 の時も付いていなかったんですよねぇ(>_<) 私なんかはよく、家の中で何か作業をするときの素敵BGMとして、その時プレイしているゲームのサントラを流して世界観を感じるのが好きなので寂しく感じました。 改善点を要望に挙げるならば上記の点くらいでしょうか(*^-^*) Operettaさんは公式サイトの様式もファンの方を楽しませようとする意気込みを強く感じられて、素晴らしいと思いますしねvvvv ぜひぜひ今後も。 企業としての自信を大いにお持ちになって邁進され、けれど、願わくばプレイヤーを置いてけぼりにすることのないような丁寧な作品を制作されるメーカー様でいて欲しい、と祈っております(*´Ω`*) 全てのキャラクターに愛を感じることが出来る。 18禁乙女なのに艶にばかり囚われない、こんなに素敵な作品を世に送り出してくださって、どうもありがとうございました! プレイが本当に楽しかった記憶しないタイトルでございます(*^-^*)vvvv |
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(2012.11.10 UP) |
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