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幕末恋華 新選組
面白かったです〜〜! ゲームを終えて間もないので、まだ主題歌が頭の中を駆け巡ってます。 そして、泣きそうです……(T-T) 「史実に基づいた」と銘打ってあるだけに、キャラによっては本当に悲劇ED(死亡ED)でした。 しかも、管理人が好きなキャラばっかり!! 激動の時代設定の中、本当に「命懸けの恋」でしたし、 年末にプレイしていたので、なんだかやるせない気持ち倍増でした。 (年末って、なんだかしんみりしませんか……? あれ、管理人が年だから……??) そして、また主題歌が本当に秀逸なのですよ(T-T) 未プレイなら、 主題歌だけでもぜひ聞いてください! とオススメしたいくらいです。 近藤さんの声を当てていらっしゃる森田さんが歌っているのですが、実にお上手なんですよ〜〜。 キャラEDで感極まっているときに森田さんの美声で、 ひとつ、今きらめいて〜♪ って、歌われると、もうもう涙が止まりません(T-T)!! ぐはぁ〜、ひたすら泣きました……。 システムも「硝子の森」「リプルのたまご」からは比べようもないほど、安定しています。 今回、全くストレスなくプレイすることができました。 キャラ攻略も誰か一人に的を絞って進めていくだけでいいので、非常に楽です。 才谷ルートを発見するのは、少し難しいかもしれないですけどね。 (ルート条件は【ネタバレなし】に書いてます。念のため) シナリオもメインイベントが攻略キャラによって変わるので、飽きる、ということはなかったです。 (高速スキップありますし/笑) だから、同じ章でもキャラによっては素通りしたり、深く掘り下げたり…、となるので、よくできていると思いました。 さて、キャラ語りですがーー (『幕末恋華 新選組』のアイコンに使用されている画像の著作権は、株式会社ディースリー・パブリッシャー様に帰属します) (cv. の敬称は略して記載させていただいておりますm(_ _)m)
真っ先に攻略させていただきました。山崎さん。 管理人には最後まで「女性」としか思えなかったキャラです。 特にED。もう少し、なんとかしてほしかったです。 山崎さんらしいと言えばそうなのですが、最後くらい山崎さんを「男性」なんだ、と思えるEDにしてほしかったなぁ、って思うのですよ。 いや、嫌いなキャラではないですが……。残念です。
原田さんは〜〜、え〜っと、「気は優しくて、力持ち」? な人だったなぁ、と…………。 どうも恋愛下手なキャラは食指が動かないので申し訳ないのですが、(管理人がナンパキャラ大好きなもので。すみません!) 原田さんで一番言いたいのはですね、 EDを見て感極まっているときに流れるスタッフロールのときまで、 お団子食べてるスチルで可哀そう……。 ということです。(って他にないのか!?) いや、だってですね、近藤さんや、土方さん、山南さん等のEDを見て、うわ〜ん、死んじゃうのかな、やっぱり……! って、思ってるときに原田さんがガツガツお団子食べながら登場するわけなのですよ……(T-T) ちょっと、これは〜〜、と思いました(笑) 一服の清涼剤だったのでしょうか……?
平助君ですが、これまた女の子っぽいキャラで、主人公と二人で並んでいると外見かぶって見えてました(笑) でも平助君が五章でのテーマイベントで、 「すごく好きな子と一緒になってさ…」 「生まれてきた子供に未来は希望に満ちているんだってことを教えたい」 って、言ったのには感動しました。 激動の時代で、しかも新選組に籍を置いている身の上を考えたら、じ〜ん、としてしまったんです(T-T) すっごく、重いなぁ、と……。 同じく、十三章で主人公と斬り合いになったときのセリフ。 「それでこそ……オレの愛した女の子だよ」 が、好きでした〜! 平助と斬り合うことを躊躇する主人公が、迷いを断ち切って平助に向かっていくときに発したセリフなんです。 お互いに主義主張を超えて愛し合わなければならないなんて、壮絶ですよね(T-T) 意外と、骨っぽかったです、平助君。
山南さんは〜〜。 ゲーム開始以来、初めて泣かせてもらったキャラです。 ゲームを起動するまでは、正直範疇外だったのですが、好みの外見と小西さんの美声にやられました(笑) あんなに早く死んじゃうなんて…………! 六章で山南さんが切腹する間際の、主人公へのセリフです。 「死ぬまでのわずかな時間だが…… 私は、きみを最愛の伴侶と思うよ」 ですよ!? あの、小西さんの美声で言われるわけです。情緒たっぷりに!! もう、泣けて泣けて、主題歌聞けませんでした(T-T) 幸せになりたかったです……、山南さん。 一転して笑わせてもらったのが、山南さんのテーマイベント1での土方さんのセリフです。 山南さんの奇天烈な発明を止めさせろ、と主人公に打診してくるのですが、 「おまえは山南さんと親しいだろう。 …やれ。断れば切腹だ」 って、ええッ!? そんなの断っただけで、切腹なんですか〜!? と、おののいていたら、 「冗談だ」 って言われるんですけど、 いや、土方さん、「冗談だ」の声がマジ声なんですけど…………。 と、更にビビリました(笑) 新選組の厳しい戒律である「切腹」を、こんな形で使うのが面白かったです(^-^)
永倉さんですがーー良かったですね〜(*^-^*) 管理人、【ネタバレなし】に各キャラの没年を入力しましたので、安心して攻略できたキャラでした。 性格もいっつも軽口を聞いてくるのに、本音はめっぽう照れ屋さん、っていうのが大好きでしたしvv 四章でのデートイベントで、主人公の女らしい格好が見たい、という永倉さんのセリフ。 「めちゃくちゃ見てェよ。ついでに着物の中身も見せてくれたら、もっといい…」 って、好きでした。 いや〜、正直者でいいですよね(笑) 十四章 テーマイベント3で、主人公が他勢力への間者ではないのか、と疑われるのですが、その疑いを永倉さんが晴らしてくれた後、 「そのうち時間作って一気に口説いてやっからよォ」 「必ず口説いてやっから…おとなしく待ってるんだぜ」 と、言ってくれるのも好きなんです。 今は大儀があるから……、と暗にほのめかしているのも、ああ、カッコイイなぁ、と思ったのですが、こんなに偉そうに(?)、でも切実そうに言ってくれるのが嬉しかったんですよ〜//// (森久保さん、万歳〜!!) EDも幸せでしたよ(*^-^*)
一転して、沖田さんは…………中盤から悲劇色濃厚でした(T-T) 他人の生死に関して実に軽く……単純に考えていた沖田さんが、 主人公を誤って斬ってしまったことから、徐々に変わっていきます。 人を斬るとはどういうことなのか、新選組にいながら主人公を大切にするということができるのか……。 といろいろ悩んでくれるわけなのです。 そして、史実通りに労咳になります。 十九章 「開眼」にて、最後の気力を振り絞り剣を握る沖田さん----。 彼はついに究極の「心の剣」を手に入れるのですが、 「この剣なら、あなたを……二度と傷つけることはない……」 「もう二度と……」 と言って果てます。 〜〜〜〜!!!! 泣きました〜!! あの天才剣士が主人公のためにずっと悔やんでいて、そして彼なりの幸せの形を見つけて、でもその先は----、と思うと、もう泣けて泣けて(T-T) さらに追い打ちをかける森田さんの歌声が響きますしッ! でも、EDで沖田さんと主人公との子供が生まれているんです。 あれには、とても救われました。 本当によかったね、沖田さん(T-T)
ゲームプレイ開始後は一番最後に攻略しようと思っていた斎藤さんです。 理由は没年です。 やっぱり、幸せな余韻で終わろうかなぁ、と思っていたのですがーー、無理でした(笑) でも、斎藤さんは外見が一番好みでしたし、 なんと言っても三木眞一郎様ですし(思い入れの深い声優様なのです)、幸せでした〜〜vv 六章 テーマイベント2において、主人公に除隊を進めるのですが、その言葉を取り消した後に、 「だから、おまえも俺を信じろ」 って、一言言ってくれるのですよ!! うわうわうわ〜ッ、三木さまのあの深みのある美声で(≧▽≦)!! 堪らん〜////、とのた打ち回ってました、管理人(笑) そして、極めつけはッ、十五章 テーマイベント3での、不意打ちのキスです!! 予告もなしに突然、竹藪に誘い込まれてのキスだったんです(≧▽≦)! 「おまえのことがずっと好きだった。だからそうしたいと思った」 「それだけのことだ」 「おまえが心に思う相手がいないなら、おまえが振り向いてくれるまで俺は努力する。憶えておいてくれ」 って、ハジメ〜〜(≧▽≦)!! 「それだけのことだ」って、鼻血出ますって(笑) あああ、本当に楽しかったです、斎藤さんシナリオ。 九章 「大喪の令」のスチルで酔っ払った斎藤さんが突っ伏して寝てるので、苦しくないのかな〜、と、ちょっと思いましたが、まぁ、斎藤さんらしいですね(^-^)
森田さんの演技も流暢になっていらして、素直に感情移入してゲームプレイすることができました。 近藤さんは妻子ある設定なので、コンシューマーでどのくらい表現が許されるのだろう…、というのも興味あったのですが……。 寛大な奥様、というオチでしたね。 十六章 テーマイベント3で、主人公は近藤さんと一緒に彼の道場、つまりは家庭に赴きます。 そこで近藤さんの奥様と二人きりで話すのですが、奥様は目の前にいる少女が自分の主人に恋している、と悟りました。 そこで、 「私に代わって近藤とともに夢へと羽ばたいてください」 なんて、主人公に言っちゃうわけですよ。 そんなこと言えないよ奥様、現実では……。 主人公も、 「奥様がこの言葉を言うのには、どれだけの苦しみを乗り越えてきたんだろう…」 と心中思うのですが、全くだよ!! その通りだよ(T-T)!! 管理人も主人公を通して近藤さんと恋愛しちゃってるわけなので、非常〜に申し訳なかったです。とほほ。 (ハッ。いや、これってゲームですよね!? 仮想現実ですよね!? ここまでアツク語らなくていいんだったよ/汗) その帰り道、主人公が近藤さんに告白して想いはひとつになるのですが、そのときの近藤さんのセリフです。 「俺はきみの夫にはなれない。でも…」 「一生涯、きみの恋人であり続ける」 と言ってくれます(T-T) 管理人的には非常に都合のいいセリフに思えましたが、でもやっぱり感動しました。 一生涯、ついていきたかったです、彼に…(T-T) そして、近藤さんで一番感極まったのが、十七章 「大久保大和」です! 武士として切腹すら許されず、罪人として斬首される間際に主人公が馳せ参じます。 近藤さんに彼の剣を渡して、最後の最後に大立ち回りをするのですが、そのときのセリフです。 「近藤勇、最後の戦いザマ! しかと、その目に焼き付けときな!」 〜〜〜〜〜!! 森田さんが、すごくお上手なんですよ! 「最後」というよりは「最期」なんでしょうけど、全く雰囲気を壊すことなく近藤さんの気迫が伝わってきて、号泣させていただきました(T-T) さらに追い打ちをかける、森田さんの主題歌ーー(こればっかりですが/笑)もう、泣かせどころ満載でしたよ。 さすが局長 近藤勇。とても素敵なシナリオでした。
近藤さんの後の清涼剤として、攻略した才谷さんですが、 一番萌えシナリオでした(*^-^*) なんか「幕末恋華」をプレイしていてようやく、乙女ゲームだったんだ〜、と思わせてくれた御仁です。 なので、ありますよ、萌えセリフが!! 二章 メインイベントにて。印象を尋ねられたときのものです。 「これから、もっとわしをよお知っとおせ」 「めろめろに惚れさせちゃるき!」 うわ〜、乙女ゲームのノリだよ〜〜//// と嬉しくなってしまいました。 この際、お竜さんの存在(史実上の奥様です)は無視しましょう(笑) さらに、五章 テーマイベント1で、主人公に絡む浪士に対して、 「…何つか?」 「おんし、さっきからうるさいぜよ」 って、すっごくドスのきいた声で言うんですよ! それまで主人公に対していつも通り、気さくに話しかけていたのに!! その後またいつも通りの口調で主人公に、 「おまんは強うて可愛い女やか。わしはもう、おまんにメロメロよ!」 って言うんですから、櫻井さん素敵すぎますって(≧▽≦)!! その時々での豹変っぷりに、こっちがメロメロでした〜vv EDもストーリーも一貫してほんわか幸せなものだったので、う〜ん、一番最後に攻略すればよかったかなぁ、と、ちょっと思いました。ええ、「ちょっと」だけ(笑)(やはりオッキーは裏切れないので〜(>_<)) 才谷さんは本当に素敵キャラでしたvv
「幕末恋華」を買ったからには、どっぷり悲劇で終わってやろうじゃないの! と思い直して最後に越した土方さんですが……、やっぱり泣きました(T-T) でも、だからこそ「幕末恋華」のゲーム性を再確認させていただきました。 土方さんはもう、想いいれたっぷりにプレイしていたのですが、キャラの性格によるためか、あまり萌えセリフってありませんでした。 でも、十四章のテーマイベント2にて、主人公が土方さんの「女」であると誤解され拉致られてしまうのです。 「助けになんか来るはずない!」と拉致集団に一喝している主人公の前に現れるのですよ! 土方さんが!! 「新選組 副長、土方歳三だ!」 って、言いながら! カッコよかったんですよ〜(≧▽≦)!! (管理人、置鮎さんには【メロメロフィルター(笑)】がかかっているので、話半分に聞いてくださいね) もう、凛とした言い方が〜〜vvvv 管理人の頭の中で、乱れ飛ぶハート!! 真打登場ってこのことなのね〜〜、と感動してました(笑) さらに、十七章 テーマイベント3の、 「俺の命運が果てるまででもいい……」 「俺のそばにいてくれ」 というセリフが(T-T)!! ああ、やっぱり悲劇EDなんだ〜、と再確認し切なくなりました。 (でも、だからこそ、のめりこむ土方シナリオ/笑) そして、ダメ押しの一言。 土方キャラ限定章である、二十一章で、 「桜庭…俺とともに死んでくれるか」 そこからなだれ込む、Hシーンスチル(≧▽≦)!! ハッ、いやいや『12歳以上推奨』ですから、そんなことは…! あははははは。(逃げ!) なんだか、萌えセリフありません、と言った割にはハイテンションですが、悲劇ゆえに萌えさせていただきました。 同等の涙も流させてもらいましたが……(T-T) ああ、土方さん、たっぷり堪能できて幸せでしたvv 以上、かなりハマッてプレイしました(^-^) 悲劇EDが苦手でないなら、さくさくできますし、来年の年末にでもしんみりプレイをオススメします(笑) ああ、でも、芹沢鴨を攻略したいな〜、と思っていたのは私だけなんでしょうか?(笑) |
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(2005.01.07 UP) |
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