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AMNESIA
※ | 本タイトルの最終的な真相に関しましてはネタバレしていませんが、 |
それ以外&各キャラクターEDへはネタバレ打ち込みしておりますので、 | |
それでも宜しい方のみお読みくださいm(_ _)m |
綺麗なイラストに惹かれて購入を決意した本タイトル^^ 前作の時とは がらりと絵柄が変わっているようだったので公式を見ているだけでは気づかなかったのですが、プレイをしてみて、「あぁっ!」 と思い当りました。 「花邑まい」さんって、『デザート・キングダム』 の原画家さんだ〜〜〜(;゚д゚)!!!! うわ〜。うわ〜。そっかぁ。凄いなぁ。綺麗だもんなぁ。 と感動していると、ちょこちょこ出てくる精霊オリオンの「先輩話」。 この先輩って、きっとウンバラのことだよね(笑) なんて考えだしたら面白くて♪ しかも、トーマルートではめちゃくちゃたくさんの種類の「デザキン」ネタが出てきますし、元ネタを知れているという意味でも思いがけず「デザート・キングダム」を購入していて良かった〜(≧ω≦) って思いました^^ しかし……購入前の、ぽややんとした「あ〜。【記憶喪失】がテーマなんだよね?」という印象が、180度塗り替えられる BadENDの多さと言ったら(>_<)!! しかも、ただの(別離EDとか)BadENDじゃなくて、主人公「死亡」EDだしッッ!! …………。 真っ先にゲームコンテンツで 『EDリスト』 を確認できる環境なため、EDリストがあるからには全EDを制覇したい、って思ってしまいますし、何より最後に入手できるご褒美CG2種が、全EDをコンプリートしないと開かない仕様なんですから、結局のところCG見たさのためにもBADに突進しなければいけなくて……(>_<) それがBadENDの主人公の迫害されっぷりったら半端なくてですね。 記憶喪失なだけなのに。 「彼」を彼氏にしているだけなのに。 それで何故、そこまで(T-T)!! と、最終EDを迎えるまで謎で仕方なかったです。 なんて。迫害理由を知る今となっては「謎で仕方なかった」というlightな感想で済んでいますけれど、プレイ当初は、「これって【乙女】だよね? 【乙女】で良いんだよね? 私、【乙女】を買ったんだよね!?」と半泣きでした(T-T) まぁでも。拙レビューを打ち込み始める前に別タイトルのレビューを仕上げておりまして、そのタイトルプレイ後では、『AMNESIA』 は(BADの数こそ多いけれど)立派な【乙女】だった! と、痛感するようになりました。 好意的なレビューを打ち込めるようになったのが収穫でしたね^^ そうでなければ、拙レビューの冒頭は暗澹としたものだったと確信しておりますから。 そしてその、別乙女プレイ後、ということがなくても多種多様なBADを乗り切れたのは、ひとえに、 オリオンのお陰(T-T)!! 本ッッ当。有難ぉ〜〜、オリオン! 君がいなかったら、このタイトルは本当に殺伐としたもので、君は心のオアシスだったよ(T-T) 真面目に。 攻略したいキャラNo.1だったかもしれないくらい。 主人公の記憶喪失の原因ともなる精霊・オリオンなのですが、めちゃくちゃ良い子なんですよ〜!! 「空気を読んで」同調を切ったり。 ここぞという場面ではその同調を切らずに、意識がある間、ずっと一緒にいてくれたり(T-T) そして一番は、何よりツッコミが的確だという素晴らしい特技(笑) 五十嵐さんのお声が大変可愛らしくて、でも少年ぽくて。 凄いな。凄いな〜^^ と感動しながらプレイしておりました(*^-^*)! さて。 肝心の本タイトルの要。主人公の『彼氏』となる面々は----。 結論を先に言いますね。 記憶喪失となった主人公は言わば「恋愛感情ゼロ」で始まるため、その無感情さと「彼氏」の主人公に対する想いの一途さという温度差に返って、「早く記憶を取り戻していちゃいちゃしたい(≧ω≦)vv」と思ったものですが……。 到達した恋愛EDが、 めでたく記憶を取り戻しました♪ さぁ、ここから先に待ち望んだ恋愛生活が始まりますよ^^ という感じの内容だったのが……。 もっと、もっといちゃいちゃしたかったよ〜〜ッッ(>_<) ほっこりはするけど、もっと糖分が欲しいよ〜〜!! Please、甘々〜〜!! と思いました(笑) 元が恋人同士だったのですから、記憶を取り戻した後に「関係性の再構築」をするのではなく、もっとこう、ぎゅうぅぅっとして欲しかったのですよ(〃ノωノ)キャ まぁ。実際には、関係性を再構築した面子ばかりなので仕方ないのかな。 なので、本タイトルでも「元が恋人同士」なのだから、という底上げ仕様はなく、他乙女タイトルのように、 片想いから両想いになって二人は幸せなEDを迎えましたvv という観点でプレイするのが一番なのだと思います(*´-`*) と、結論づいたところでキャラクター語りに参りましょう。 愛情込めて出来れば良いです(*^-^*) (「AMNESIA」のアイコンに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社様に帰属します。また、cv. の敬称は略して記載させていただいておりますm(_ _)m)
何も考えずに真っ先に突進したシンルートですが、もの凄く早い段階で 【記憶喪失疑惑】 がMAXになってしまうので、初心者向けのキャラクターだったのね〜! と後から、その有難味を実感しました(T-T) や。だってだって、このタイトル。 ED分岐するためには細目にパラチェックしなくちゃいけないのに、そのパラメーターが数値化されていないんですもんッ(;´Д`)! 一番大変だった記憶があるのは…イッキルートだった……(遠い目) ハッ(;゚д゚) 違う方向に黄昏てしまいました^^; 加えてシンルートが初見プレイしたので、その時は気が付かなかったのですが、およそ恋愛とかけ離れた……とは言いませんが、「探偵もの」とでも言えばいいのか。 とにかく、主人公のケガを巡ってのシナリオになっていましたので、彼女に対するシンの強い気持ちに感動しつつも、犯人もめちゃくちゃ気になるという……、何とも不思議なバランスの内容になっていたような気がします。 でも、シンのぶっきらぼうな喋り方。 めちゃくちゃスパルタ方式の愛情は、(見ている分には(笑))非常に好ましくて、きゅんきゅんしながらプレイしていました(≧ω≦)vv 主人公の記憶がないことを確信したため、アルバイトの模擬実習をしてくれるCGイベントとか。 「冗談じゃねぇよ。好きな女が目の前にいて手出しできないって……苦痛すぎるだろ」 と言ってキスしてくるCGイベントとか!! 幼馴染脱却を目指して、実はすごく焦っている心情が堪らなく好き〜〜〜//// (おまけに個人的なことですが、柿原さんのお声がシンにちょうど良いトーンで……声を聴いているだけで幸せだったんですよね〜(*´-`*)ホウ) それでもやっぱり、シナリオはどんどん【犯人】究明に向けて突き進んでいき----。 シンの無実を証明するため、という名目で赴いたペンションから帰ってきた後、犯人の名前を選択するシーンで、その内容は大きく分岐していきます。 あ。そう言えば、そのペンションイベントで、一人でジュースを取りに行く選択をしたときのウキョウさんの豹変ぶりには……。 驚いた〜〜(T-T)!!!! 「えぇぇぇッッ。何事ッッΣ(@△@;」って思いましたよ。 何、何。何なの。この「犯人探し」だけでは収まらない緊張感は! って、びくびくしちゃいましたもん(笑) あれが最初に見た、えぇと……括目イベントだったのかな? だんだん慣れていきましたけど、やはり最初のインパクトは強かったですねぇ^^; と。シン語りに戻りますが……。 シンルートは、その「犯人」が大きく絡んできますので、「犯人」に沿った選択肢を選んでいくか、シンに寄り添う選択肢を選んでいくかでも展開が異なってきます。 あやふやながらも犯人特定までには行きついたNormalENDも。 実は好きなんです〜(*´-`*) シンとは記憶が戻る前のスタンスに戻ってしまったかのようだけど……。 彼の攻撃的に見えて優しい愛情もそのままで。 何より、主人公の心がシンに傾くのは時間の問題、といった希望の持てる終わり方にほんわかしてしまって^^ シンの、あの攻め攻めな愛情表現が大好きだったから、翻弄されるような甘い展開を期待できるようなところにきゅんとしてしまったんですよねぇ(*^-^*)vv 勿論。シンGoodENDが一番! ……とは、オチを思うとなかなか素直に言えないですが、EDのあの手を繋いでいる二人の姿は、やっぱり最高だと思います(≧ω≦)vvvv 確かあの場面では、繋いでいる手のみが最初に表示されたと記憶しています。 その指先が本当にやわらかで温かそうで。 照れているシンの表情も、主人公の気持ちが戻ってきて本当は嬉しくて堪らないだろう真情も、にこにこ笑っている主人公の笑顔も。 みんな大好きでした(T-T)!! 本タイトルは本当に。「ようやく両想いになれたよ(;´Д`)!」と一息ついたところで終わってしまうような感覚があるので、是非、糖分をぎっちり詰め込んだFD(ファンディスク)が発売されると嬉しいなぁ、と思うのですが、シンGoodルートに限って言えば、それが薔薇色だけの結末にはならないので複雑なところなんですよね(>_<) (あ……。和解する、といった方向性になればいいのかな?)
イッキ、大好きだよ! その綺麗な顔も好きだし、割り切れない心を維持するために奔放になってしまったところも好きだったし、主人公と出会ってから、その考え方を一新して誠実であろうと努めたところも大好き(*^-^*)!! 声ヲタ意見を言わせてもらえれば、谷山さんの深いところで震わすようなお声の出し方も実にツボでしたvv が……イッキルートへは声を大にして言いたい。 シナリオ長いし、関連パラがフル稼働って、めちゃくちゃ辛かった〜〜(T-T)!! いやもう、本当に疲れたんですよ(笑) 自分で攻略パラメーターをチェックしたりとかしていなければ、もう少し楽だったんでしょうけれど……メモ魔の性分が恨めしく感じたキャラクターですね^^; と、最初はですね、ファンクラブの女の子ばかりを優先する不可思議なイッキの行動に首をかしげたものですが、だんだんとイッキが主人公に常日頃告げている愛の言葉は、そのまま。 本当の意味しか込められていないんじゃないのかな、って信じられるようになるんです。 それを気づかせてくれる、ちょっとした日常を織り込んだエピソード類が大好きでした(*^-^*) 数え上げてみると。 冒頭。「明日、送ってくれませんか?」とバイト先までの送迎を希望したメールに嬉しくて堪らないイッキとか。 花火を見に行く際に嫌われる選択肢を選んでも、主人公のことを気にしてマンション前まで来てしまうところとか。 (このとき、「お皿割る! 枕も殴る!」という選択肢があったことでも溜飲が下がりました(笑)) ……そして、極めつけは、やっぱり! 主人公が風邪で寝込んでしまった日のあの!! 仮面イッキですよね〜〜!! 〜〜〜〜〜〜ッッ(ノ≧∇)ノシ (爆笑) くあぁ。本当に笑い転げてしまう、あの破壊力……っっ(笑) しかも、オリオンの、 オマエが誰だー!!!! の突っ込みが的確すぎて更なる笑いを誘い……腹筋が大変なことになりました(*´艸`)プッ まぁでも、そこまで愛されているんだな、と(笑) しかも、その後のトーマを撃退しちゃうイッキにも悶えてしまいましたね〜//// いやぁ、風邪イベントは美味しすぎました(≧△≦)b そして、後日、主人公の治りかけの体調を気にして電話を掛けてくるイッキもツボ(*^-^*) あそこでイッキの「妄想」を、「あ。そっちなのね」と思ったのはオリオンと私だけじゃないはず(笑) いやいやいやいや。 でもですね。 ここまでは、「シナリオ長いな〜(;´Д`)」とは思ってもイッキの行動に一喜一憂出来ていたんですよ。 それなのに! あの【合宿】イベントでのホラー要素と言ったら半端なく(>_<)!! 「ホラー」は違いますね。 主人公のあの迫害されっぷりは常軌を逸していましたよ、絶対!! 自分の恋情が報われないからって他人を貶めてもいいの? 死ぬほどの恐怖を味あわせることに、それが何の免罪符になるというの? 自分がその立場に立たされたらどう思う? 怖くないの? 辛くないの? 理不尽じゃないの!? …………ゼィハァ。 ゲームシナリオにここまで熱くならなくてもいいのでしょうけれど、いくら「力」が作用しているからとは言え……。彼女たちの行動は本当に好きじゃないです。 ここから派生するBadEND「君を壊した子たちを〜」はだから、イッキの科白が切なくて切なくて堪りませんでした(T-T) だから……合宿からここまでのシナリオは、本当。長く感じて……正直、辛かったです(;´Д`) しかもEDまではまだまだ続くよ、どこまでも(>_<)! ここから先にも主人公の境遇が知れたりとか、イッキの散々話している「タイムリミット」の正体も分かるのですけれど。 でも、言いたい!! シナリオ、長ッッ(;゚д゚)!! そして。 GoodENDのファンクラブ対応にも納得いか〜〜ん(>_<)!!!! だって、生ぬるいですよ、絶対!! あんな目に遭わされて(合宿肝試しイベント)……いや、Goodだから「あんな目」には遭わされていないのか。 でも、あの恐ろしい計画を企んでいたことは同じなはず。 そこまでされたのに! 「飴と鞭」で終わりなのか〜〜(>_<) 「鞭と鞭」で全然構わないと思うよ! むしろ、そうして欲しいよ(;´Д`)! ……とですね。 GoodENDでイッキが主人公に甘い言葉を、それはそれは掛けてくれていたのですけれど、頭の中がぐるぐるしてちゃんと聞けていませんでした。 嘘です(笑) 聴いてましたけど、でも、ここまでの道のりを思うと……「この程度の甘さなの!? もっとこう…いちゃいちゃしたいよ〜(T-T)」 と寂しくなってしまう自分がいてですね^^; イッキは嫌いじゃない。むしろ、好き。大好き。 でも、何の気負いもなく主人公だけを想うイッキをもっと堪能したかったなぁ、と思います。 なので、伸び伸び愛して、トーマとはまた違った甘い面から主人公を絡め取って翻弄してしまうイッキを FDで見れると嬉しいなvv という感想が最終的なものになっております(*´-`*)
シンに続いて2番手に攻略したケントですが、彼は存外ほのぼのしていて癒しの存在でした〜(*^-^*)vv 一番最初にケントに心臓わし掴まれたのは、アイキャッチ画面。 今までは剣もほろろな態度しか取ってもらえなかった彼が、「デートを楽しみにしています^^」という主人公のメール返信を見て【ゴルゴ顔】になっているところ(笑) もう、おっかしくって可愛くって堪りませんでしたよ(≧ω≦)vv やっぱりですね。ケントルートは彼自身も話していますけれど。 喧嘩腰でしか話せなかった二人の距離が、主人公の記憶喪失に伴ってゼロからの始まりとなり、先入観のない【彼氏】としての恋人らしい関係になっていくところが大好きでです(*´-`*) 後半になってようやく主人公が何故ケントの彼女でいながら冷たい態度を取り続けていたのか、が判明しますが。 確かに、あのような場面でのあのセリフでは……、と思ってしまいました^^; えと、私自身の過去バナになりますが、それはそれは可愛い犬を飼っていたんですよ(*^-^*)vv (あ。「可愛い」は主観です。もちろん(笑)) 幼稚園の頃に飼い始めて、愛犬がその当時の私でも可愛くて可愛くて、幼な心に「うちの犬がこれだけ可愛く思えるんだから、新しい犬を飼ったらもっと新鮮で可愛いのじゃないか」と思って、母に。 「(愛犬名)が死んだら、次は何の犬を飼おうか^^!」 と事あるごとに言っていました。 子どもって本当に残酷です。 母親には当然、窘められましたけどね^^; でも、自分の愚かな発言を頭ではなく心で理解するのは、もっと先でした。 中学になった頃、学校から帰宅したら愛犬が老衰で死んでいたのですよね……。 …………。 それ以来、犬は飼っていません。私の中で愛犬は、あの犬以外に考えられませんから(T-T) という経緯が個人的にありましたもので、あの場面の主人公にはいたく共感してしまって、涙、涙でした(;; ですから、主人公の。 ケントには惹かれているのに近づききれないでいる心情が分かる気がします。 でも、ケントの不器用な優しさって本物なんですもの。 真っ新(まっさら)な気持ちになってみると、主人公がどんどん惹かれていってしまうのは当たり前だとも思いました。 自分の研究室に悪友、イッキが訪ねてきた日。 イッキに対抗するようにして頭を撫でてくれるCGイベントがありますよね。 そこで、 「……私には、君の髪に触れるだけでも精一杯なんだ」 と言われた時には、「ケント〜〜〜(T-T)!!」 と泣きたくなりましたもの。 あまりに一生懸命、髪を撫でてくれて顔が強張ってしまっているところも。 セリフに込められた、いっぱいいっぱいになってしまう拙(つたな)い愛情も! じんわり響いて仕方なく……。 大好きな場面でした〜(T-T)vvvv 上記と一転して、面白かったシーンはあそこ!! すっかりケントの温かさに惹き寄せられている主人公が、彼の発表する学会を訪ねようとしてイッキにメール連絡を入れるところです^^ 感情論に慣れないケントとは違って、女性の機微に聡いイッキの神経行き届いた内容の返信にオリオンが、 「や、優しー! しかもマメだー!」 「なんだか新鮮すぎる……」 「ケントの不器用な付き合いに慣れると、騙されてそうで不安になるくらいだ……」 と言った時には……。 〜〜〜〜〜〜ッッ(ノ≧∇)ノシ と(笑) 笑いをこらえるのが大変でした^^ 確かにね。イッキにはイッキの信条があるのですけれど、何て言うのか。 「誠実さ」が違うんですよね。 あぁ、おっかしかったぁ(笑) そして、ここから少しして分岐するEDのNormalENDも好きです!! あのメール文章のどアップ。 あれって素晴らしい演出だと感動してしまいましたもの(T-T)vvvv 一旦、冷却期間を置いてみて、やっぱり自分にとって大切な人なんだと気づける内容が好き(*^-^*) リアルと違って、「いつでも引き返せる温かな距離」というのはやはり、乙女の特権ですものvv そして迎えた、ケントGoodENDはやっぱり! 更に幸せ感倍増でしたね〜(≧ω≦)vv!! あの結果に辿りつくまでの、「学会を放棄する、しない」への好みはプレイヤーによって異なるだろうな、とは感じましたけれど。 主人公が何の迷いもなく、「好き」という気持ちだけでケントに向かっていけるところや。 ケントが躊躇することなく、主人公を両手広げて待てるようになった関係性が嬉しくて嬉しくて堪らなかったんです(*^-^*)vvvv ケントルートは、主人公との距離がなくなっていくことが幸せで仕方のないケント。 それなのに、その原因が記憶喪失にあると知った時の無力感と、また元の関係に戻ってしまうのではないかと怯える場面。 でも本当は。 そんな心配を飛び越えてしまえるくらいの信頼関係を築けていた彼の真っ直ぐな愛情が大好きでした (≧ω≦)!! ケントは当タイトルの【良心】であると信じて疑わないシナリオになっております(*^-^*)vv
ふ。ふふふふふふふふ。 当タイトルで最愛キャラのトーマ語りに来ましたね〜(≧ω≦)vvvv 何と言いますか、トーマは発売前から公式サイトにて 【慈愛と狂気のダイヤ】 という謳い文句を見て、めちゃくちゃ気になっていたキャラクターだったんです!! それがもう実際にプレイしてみても、とにかくツボすぎて、好みのど真ん中すぎて、ルートプレイが幸せ一色&幸せ一杯……。 嗚呼。うっとりでした〜//// なんて^^; えぇと、トーマは初回プレイしたシンルートで「ホニャララ」な立場にあったため、「何!? やっぱりそういう役回りなのね(≧ω≦)!!」 と嬉しくて仕方がなかったのですが(←変態だ(笑))、本人ルートはシンルートの内容すら目じゃなかったです!! 半端なく素敵に壊れていました〜〜〜ッッ8(≧△≦)8)))) いやもう、冒頭で主人公に「そうだよ。俺が彼氏だよ」と告げた時から胡散くさくて素敵だったのですけれど、その疑惑を裏切らない、真綿でくるまれるようにゾクゾクする緊迫感! 伊達にトーマ専用パラの 【猜疑心】 が付いている訳じゃなかった!! と、ご満悦(*^-^*)♪ …………。 それにしても、トーマルートのイッキファンの女の子たちは……もしかして、イッキルートよりも過激な罪人になっていたような気がします。 あれはもう、「気に入らないから」とか云うレベルの「悪戯」じゃないです。犯罪です。 って、それはトーマが最後にちゃんと引導を渡してくれるので、スッとしました。 白黒のつけ方は性格の違いなんでしょうけれど、イッキよりもトーマのやり方の方が好き。 うん。基本的に、「君がいれば他には要らない。君のためならどんなことも厭わない」というスタンスのキャラクターが好きなんだなぁ、私。 と、実感しましたから^^; ファンクラブの子たちの害意だらけの始末を見て、オリオンが叫ぶシーンが序盤にあります。 「うあぁぁあ、いやだぁぁあ、あれ怖いよ! 虫と卵がじゃなくて、そこに秘められた悪意が怖い!」 実はこれをですね、他PC乙女 『誰にでも裏がある』 のシナリオで同じことを私も思っていたのです。 生卵なんて割れやすいものを買い物帰り以外で持ち運ぶことなんて滅多にありません。 それを他人に害を及ぼすために、その場所まで「割れないように留意して」持って来る。という、その人の心理の方がよほど恐ろしいと思うのです。 他人を貶めるためへの細心の注意は厭わないなんて……ゾッとします。 ……と。 上記のような主人公宅(一人暮らしのアパート?マンション?)への人災が頻繁に起こったため、トーマが一人で暮らすマンションへ避難することを余儀なくされるのですが----。 すみません。ちょっと脱線感想に行ってもいいですか〜(≧ω≦)!? 主人公が初めてお泊りする夜に、「ごめん。俺は大学のレポートがあるから構ってあげられないんだ」と、トーマにゲームを勧められるんですよね。 それが、『デザート・キングダム』をパロッたゲーム内容で大笑いしてしまいました!! そのゲームのBGMが、まんま「デザキン」で懐かしくなったりとか、オリオンのキャラ説明も可笑しくって〜^^ 「宰相、王子、使えなさすぎ」とか、「神学者のガード不能技(説教インフィニティ(笑))強すぎ!」とか。 「主教が味方につくと頼りになる」とか、「将軍は超使えない……」。 「えぇっ!? ラスボスは精霊!? じゃなかった。へぇ、絶対裏切らないんだなぁ……」 なんて感慨深く言っちゃうところも! 全部が面白かったです(≧△≦)b 確かに、あの面々を格ゲーにしたらこうなると思いますもの(笑) これ以降も、どんどん「デザキン」パラレル作品が出てきて楽しかった! トーマルートは緊迫感があるので、こういう息抜きがあってホッとした観があります^^ あぁ!! トーマルートと言えば、後はあの名選択肢ですよね!! 一人で外出するとどんな目に遭うか分からないから、二人で買い物に行こう、とトーマが提案してきてくれた外出先の選択肢vv 「ドラッグストア」 「書店」 「服屋」 「ランジェリーショップ」 何なんですか、この燦然と光り輝く最後の選択肢は(≧ω≦)!? 結局は全個所をトーマと回ることになるのですが、ランジェリーショップに一緒に入っちゃった日には……。 ラブラブカップルと勘違い?した店員さんに、試着の顛末まで見せられ、主人公のあられもない姿をバッチリ鑑賞する羽目に! 嗚呼。何て美味しい。美味しすぎるよ、トーマ(≧ω≦)!! ふらふらと満身創痍でショップを後にしたトーマに、 「……おまえ、俺の何かを試してんの……?」 「今夜は警戒しとけよ。さっきの、思い切り頭に残ってるからヘタしたら襲うよ。自制するけど」 なんて言われた日には〜〜〜〜ッッ8(≧△≦)8)))) 「いい! 自制要らないから!!」 と喜んで叫びたかったです(笑) そして欲を言えば、ランジェリーショップに攻略キャラ全員と入りたかったッ(≧ω≦)vv シンなら絶対、キス(以上もかも(笑))をされるだろうし、イッキなら満面の笑みと共にアレコレ選んでくれるでしょう。(ついでにアレコレするかもしれない?) ケントは……きっと卒倒しますね(笑) ウキョウさんはね!! スタンガンとか警報機とか、もういろいろ。etc. etc. 。思いつく限りの防犯グッズを携えて、でも一緒に選んでくれると思う! そして一人眠る夜に悶えるといいと思う(笑)(それはケントも同じ(≧△≦)b) 本当に。素晴らしきショップイベントでありました//// (オトメイトさん、ありがとぉ〜〜!!(笑)) え。そんなほのぼの?イベントを経た、8月18日。 ついにトーマルート最大の見せ場となるキーイベントが発生します。 ネタ晴らしはしませんが……嗚呼。 このイベントには随分とうっとりさせていただいたものです(*´-`*)vv トーマの声を演じてらっしゃる日野氏がですね、それは素敵な深く響く声でアレコレ仰ってくれるようになる演じ分けが本当に素晴らしくて、一気に大ファンになってしまいました//// 捩じれてしまってもトーマを信じ続ける主人公と、その主人公の精神を支え続けたオリオンの存在は本当に有難く、感動したものです。 トーマからの愛情もひしひしと感じますしね^^ (勿論。この肯定意見は二次元のみのもので、実生活でこんなことをする輩には否定感情を持つどころではありませんことをお断りしておきます(´人`)) このキーイベントから割合たくさんの日付を経て分岐するBadENDは恋愛感情を主とするなら、トーマNormalENDに比べると全くBADな内容ではないと感じました。 うろ覚えですが、 「そのまま壊れてしまってもいいよ。俺はそれでもおまえを愛せる自信があるから」 と以前話してくれていた内容をそのまま具現化したようなBadEND。 壊れてしまっても無垢な主人公を手中にしたトーマの陶酔感を思うと……。 それはきっと、片時も離れならないほどの昂揚を彼に与えるのでしょう。 ううう。あまりの背徳感にゾクゾクしてしまったEDです!! そして、反比例するようなNormalENDはまさに「普通の。正常な」日常に戻ったEDと捉えればいいのか。 でもあんな喪失感に満ちたEDは嫌でした(T-T) …………。 気を取り直して^^ 奥底の感情を曝け出したトーマを、それでも。その上で受け止めることが出来るトーマGoodENDは満足以外の何ものでもありません!! 分岐したBadENDからシナリオはさらに続き、傷だらけでようやく帰り着いた主人公に、 「ああ、いいやもう。どうせ聞いても隠すだろうし、脱いで」 「下着以外でいいから、全部。早く」 「……おまえが悪いわけじゃないってわかってるけど、今結構キてるから」 と、その傷の具合を調べるために有無を言わせず促すトーマの口調が……! キャ〜〜〜〜〜ッッ8(≧△≦)8)))) もうもう悶えてしまって大変でしたぁ(T-T)vvvv (日野さん、素敵すぎ(〃ノωノ)!) そのまま雪崩れ込むように迎えるGoodENDの二人も大好きです(*^-^*)!! 主人公が他の男性ではなく、ずっとトーマだけを見つめていたことが伝わって、捩じれてしまった視線をそのままに戸惑いを隠せないトーマ。 そして、一気に氷解する瞬間が本当に好き! EDで睦まじく街を歩きながら話す二人の会話も、 「……こんな男でも? 俺かなり最悪の部類じゃない?」 「じゃあ、最悪のトーマを好きになる女の子なんて、私くらいだね」 「だったらすごく嬉しい。トーマを他の子にとられる心配しなくていいから」 と話すトーマに「確かに(笑)」と可笑しくなったり、それを是とする主人公が嬉しくなったり(*´-`*)! でも、きっと他の子にとられる心配なんて不要なんですよね。 だって、トーマは主人公以外を愛せないから。 って、何よりこのことが一番のトーマの魅力に思えてしまって眩々してしまうんですが、どうしましょう私 (;゚д゚)!? この後、さらに主人公がトーマに語り掛けたセリフはきっと彼の心に沁みて仕方なかったろうなぁ、と思います(T-T) (ネタバレ ↓ 「飛び出していくつもりはないし、そんなことしないけど」 「でも、もしそんなことになっても、必ずトーマのところに帰ってくる」 「……トーマに抱きしめてもらうために」ほんと、いい子だな〜(T-T)) GoodENDでようやく思う存分、イチャつけるようになったトーマが嬉しくて仕方なかったので、是非是非、その姿を実際に拝ませていただきたい(≧ω≦)! 3ヵ月間も【トーマ断ち】してた主人公の健気な行動のためにも是非!!(笑) ああ。本当に満足感でいっぱいのトーマルートでありました(*^-^*)vv
ウキョウさんが大好きです〜〜!! ルートがOPENするまではそれまでのウキョウさんの立場が立場なもので、ちゃんと恋愛シナリオになるのかしら? と半信半疑だったのですけれど、凄い!! ルートOPEN条件(メインキャラ全員クリア後OPEN)に違わない恋愛色満載の、まさしくグランドフィナーレに相応しい内容でした(≧ω≦)! しかも個人的に、敬愛する宮田さんボイスを久しぶりに乙女で聴けたのも幸せで〜(T-T)vvvv ……という声ヲタ話は置いておいてですね(笑) ウキョウさんは好き。 ウキョウさんの人柄がとても好き(*^-^*) トーマとは違って純粋な意味で「素敵な人だ」と思えるキャラクターだから。 でも……。 ウキョウさんルートが解放されると一緒に出現するEDリストのタイトルを見て、 何この、BadENDの羅列はっ(;゚д゚)!? と驚愕したのは私だけじゃないと思います(笑) さんざ寄り道してBadを見て。だからこそ、ウキョウさんと迎えるGoodENDに感涙してしまう程の説得力が生まれたのかも、と好意的に考えてみてみるものの……。 ウキョウさんルート以外でも、彼のBADを見尽くしてきた身としては、「何もここまで〜(T-T)」と思ったり思わなかったり(;´Д`) うん。それでも一番の収穫はウキョウさんルートBADの中に、溺愛トーマのBADがあったことかな。 ある選択肢ひとつで分岐するのですが、トーマの立ち絵グラに目の下の隈が現れたときには。 「来たよ〜〜!! 待ってましたぁぁ(≧ω≦)!!」と悶絶したものです(笑) そしてトーマ同様、ウキョウさんのNormalENDもBAD内容でしたね(;´Д`) これまた選択肢ひとつで分岐するのですけれど、あの場面であれだけのウキョウさんやオリオンの告解を聴いた後で否定的な選択が出来るなんて、「主人公ちゃんは鬼だ〜〜(>_<)!」とツッコミを入れたかった^^; 以上! ウキョウさんルートへの云わばマイナス意見は終了して、次はGoodENDシナリオに向けて、むふふ〜 (*´艸`)vv と打ち込みして参りますね^^ ウキョウさんルートでは、それまでは通りすがりでしかなかった彼自身に主人公が気づいて、最初から好意的な選択肢を選んでいけることが嬉しかった(*^-^*) そして主人公が好意的に接すれば接するほど、ウキョウさんが狼狽えて遠ざけようとする姿が可愛らしかったです(笑) 「お茶でも飲んで行きませんか?」という選択肢に対する返答や、公園で寝袋生活をしていると知ったときの主人公への「君はこれ以上近づいてはいけません」的な焦燥ぶり。 どれもこれも素敵でしたから!(*´艸`)キャ バイト先の後輩、ミネの提案でバイト仲間全員で納涼祭に出かけることになったときも、 「……行こう。ああ、行くしかないね。彼女を1人にしておけない。俺の命に代えてもね」 という悲壮感たっぷりなウキョウさんのセリフに、オリオンが 「だから、なんでお祭りに行くのにそんな悲痛な覚悟がいるのさ……」 とツッコミを入れたときには可笑しくて可笑しくて(笑)! まぁ。それもこれもウキョウさんED間近で謎は解けるんですけれどね。 あれでは確かに……沈痛な面持ちで臨んでしまうのも納得でした(>_<) と。それから二日経った会話で、「最近、よく眠れていないんだ」と話すウキョウさんの体調を心配した主人公がこれまた、「私の家で仮眠しますか?」なんて、実に可愛らしい選択肢を提示するのですが、これに対するウキョウさんの反応。 「俺の好感度を上げてはいけません! 付け入るよ!?」 「大体、君は最初に出会ったときから俺に優しすぎるの! 親切だし! いい子だし! 可愛いし!」 「なのに妙なスネ方したり。時にムキになったり。涙もろかったり。とにかく全部駄目!」 にニヤけてしまいつつ、宮田さんの「全部駄目」の口調がとにかくツボで仕方なかったです(≧ω≦)vv 主人公のことが可愛くて堪らない! と悶絶しているウキョウさんの姿がまざまざと目に浮かぶんですもの。 実にブラヴォーでした(*^-^*)vv ですが物語は「8月25日の終結」を目指して急激に変化を始めます。 BadENDに一触即発するような選択肢をかわしながらウキョウさんに、 「俺は何度君と出会って何度君を失ったかもう数えきれないけれど」 「俺は今も、今でも、君を愛してるよ」 と言われた時には、ごわ〜〜っと感動してしまいました(T-T)! 25日前日の24日のシナリオはですから、とにかく長くて。 無事ウキョウさんGoodに乗れた時には感無量というもの(T-T)vvvv 更に、これまでのウキョウさんの軌跡を知った後に聞くEDのセリフ。 「……愛してるよ」 「この世の終わりまで、君だけを−−」 この言葉が重くて重くて、感動の嵐でした!! ウキョウさん、本当に良かったね。 こんなに穏やかに主人公の手を取って、お互いを認識し合いながら想いを交わせることが、どれだけ幸せなことか。 心から祝福してあげたかったです(*´-`*) ウキョウさんルートは確かに特異な位置にありましたけれど、その願いの根源が愛情からなのですから温かな気持ちで一杯になりました。 ここに辿りつくまでは確かに、「これって純然な【乙女】として見ていいのかな(;´Д`)?」と感じたものの、今なら言えます。 当タイトルはミステリー調ではありますが、れっきとした【乙女】だと(≧ω≦)! 最後の最後に愛の言葉で締め括ってくれる、素敵なED&ウキョウさんルートでありました(*´-`*)vv 以上が、相変わらずまとまりに欠けるキャラ語りとなります。 この頭の悪い文章を何とかしたいものですが、脳の硬化が著しい今となっては もはや救いようはないのでしょう^^; 当タイトルをプレイするに当たって、まず「記憶喪失」という設定も目を引くのですが、直接視覚に訴える衝撃が「ゲーム背景の単色設定」なのではないかと思います。 これには賛否両論あるでしょうけれど、私は好意派……かな(*´-`*) 一昔前のPCゲームってこうだったよなぁ、と懐かしくなったりしながらも(笑)、主人公が記憶喪失となって目にする不安定な風景ってこういうものなのかもしれない、と感じたから。 プレイヤーもゲーム画面に実際の違和感があるので、まさしく主人公のために切り取られた世界、というような一歩引いた視点に立てるのだと思うのです。 まぁ。穿った見方かもしれませんけれど^^; 後、相変わらずオトメイトさんのOP&ED曲は素敵ですねぇ(*^-^*)vv 今回は個人的にEDの演出が好き。 個を失くしたような黒塗り主人公が歩いていく先。そこに辿りつくと大好きな「彼」が笑顔で迎えてくれる。 思わず惹き込まれてしまう曲調と合致して、「よいよ〜(≧ω≦)!」と悶えてしまった構成でした^^ 全キャラクター攻略後に開く、ボイスなしテキストも。 残念ながら今現在「AMNESIA」のUMDを紛失してしまっているので直接確認はできないのですけれど(申し訳ありません(>_<))、「ウキョウさんのSSを読めただけでも、おまけの意義はあった!」と感銘を受けた記憶があります。 確かに、【乙女】という観点で見ると糖度の素晴らしく低いSSなのですが(笑)、各キャラクターのシナリオの背景を知る分には「成る程〜」と唸ってしまう出来映え。 そうですね。最終的な感想としては、やはり。 糖度補給したFDを是非(≧ω≦)vv というものになるのだと思います。もう本当に毎度の感想なのですけれど(笑) ミステリー要素が前面に打ち出されているタイトルですので、プレイする方を選ぶかと思いますが、肌寒くなってきたような夏の香りが残っている今時期。 初秋にプレイすると、また風味の増すタイトルになると思います。 ひとつひとつ手探りで。 でも、主人公が進む先には「彼」からの深い愛情が必ずある。 そんな【乙女】に関心のある方は是非^^ とオススメ出来る、一人一人のキャラクタールートが確立した安定感のあるタイトルでした(*^-^*)vv |
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(2011.09.23 UP) |
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